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22卒就職活動の全体像・予測

インターンシップへの参加=就活スタートという構図は変わらず

22卒の就活までは、ひとまず政府主導による指針がまだ適用ということになっている。ここでいう指針とは、2018年に撤廃された経団連による倫理憲章(※)の中身、取り決めのことである。企業の採用広報(説明会等)スタートが2021年3月1日から、面接選考スタートが6月1日からという指針を政府主導で継続するということである。 ただし、経団連が撤廃した理由にもある通り、この指針自体はすでに『形骸化』しており、ここ数年は実質的に夏季インターンシップが就活のスタートとなっている企業が多いのが現状である。 企業の多くがインターンシップに参加した学生から順に接触し、早期に内々定を出す傾向が強くなっている。 そもそもインターンシップに対する基本的な考え方は、あくまでも「就業体験・職種体験」の場であり、短期間ではあるが社会へ足を踏み入れて体験することによって、企業の職場の雰囲気や自身のこれまでの学業とどのように関わっているのか、何が必要なのかを感じ取ってもらうことがコンセプトである。本来は採用活動とは切り離して実施するべきインターンシップが、もはや採用直結のインターンシップへと様変わりしている。 つまり、皆さんにとってインターンシップへの参加が、就活の登竜門となってしまっていることは確かである。

※倫理憲章解説 正式名称は「新規学卒者の採用・選考に関する倫理憲章」。 1996年に廃止された「就職協定」に代わるものとして日本経済団体連合会(経団連)が中心になって定めた新卒者の採用活動に関するガイドライン。