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世界的に進むEVシフト
2017年末の国内のハイブリッド車(HEV)の保有台数は、751万2846台(軽自動車除く)で、乗用車の5台に1台を占めている。また、中国では環境規制を転換しHEV優遇を検討。しかし、世界的エコカーの主流は電気自動車(EV)。イギリスがガソリン車やディーゼル車の新規販売を2040年から禁止、オランダが2025年からEVのみの販売を発表するなど、EVシフトが加速している。そうした流れの中、トヨタ自動車は、EVの世界販売台数を550万台以上とする目標の達成時期が、当初の2030年から5年ほど前倒しされる見通しだと発表した。
CASE
CASEは「Connected(つながる車)」「Autonomous(自動運転)」「Shared & Services(シェア/サービス化)」「Electric(電気自動車)」の頭文字をとった造語で、自動車を巡る新しい4つの技術&潮流を表している。CASEの普及により自動車メーカーの競争環境も一変され、様々な新ビジネスが誕生すると見られている。そうした中、デンソー、アイシン精機、アドヴィックス、ジェイテクトの4社は、自動運転・車両運動制御などのための統合ECUソフトウェアを開発する合弁会社を設立。4社の技術知見を結集し世界をリードしていく。